平成24年度 支援金・寄付金のご報告

2012/4/6 ハセガワヒロコ 様
2012/4/10 タカハシハルミ 様
2012/4/11 コウゴヨウイチロウ 様
2012/4/18 ドイノブコ 様
2012/4/19 ナガサキフミアキ 様
2012/4/19 ENプロジェクト 様
2012/4/20 佐藤朱美 様
2012/5/9 株式会社ハンドメイド 様
2012/5/14 映画の空気 小笠原将士 様
2012/5/18 三吉神社様 募金箱
2012/5/18 浦江里 様
2012/5/18 あったかい道 様
2012/5/23 ツバキトモコ 様
2012/6/4 ナガサキフミアキ 様
2012/6/4 中村高士 様
2012/6/20 三吉神社 様
2012/6/25 ツバキトモコ 様
2012/6/29 株式会社ふきのとう 様
2012/7/5 イケダコウイチロウ 様
2012/7/19 ナガサキフミアキ 様
2012/7/20 Dinning&Bar ~Le creer~ 様
2012/7/20 チェルノブイリへのかけはし 北田弥生 様
2012/8/27 あったかい道 様
2012/8/27 福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク 江口智子様 大城聡様
2012/8/31 ナガサキフミアキ 様
2012/9/7 本間紀伊子 様
2012/9/12 事務所募金箱より
2012/9/19 加藤美浩 様
2012/9/20 ナガサキフミアキ 様
2012/9/27 最知 様
2012/10/9 ありがとうファーム 様(及びありがとうマルシェ募金箱)
2012/10/9 イタリア料理 ラ・フォルケッタ 様
2012/10/10 北海道club様 つながろう北海道募金箱
2012/10/17 ささえの会 様 (会員企業様店頭募金箱より)
2012/10/18 ナガサキフミアキ 様
2012/10/18 北前船 様
2012/10/18 湊源道 様
2012/10/18 湊源道 様
2012/10/30 おんたの実行委員会様 おんたの2012募金箱
2012/11/16 ナガサキフミアキ 様
2012/11/20 みちのく会事務所設置募金箱
2012/11/22 株式会社シビテック 様
2012/11/26 滝沢由美子 様
2012/12/1 琴似ポプラうたう会様 募金箱
2012/12/4 平岸九条の会 様
2012/12/10 久保美津子 様
2012/12/10 つくるみ委員会 朝野由美子 様
2012/12/18 林崎高明 様
2012/12/18 PROVO様 募金箱
2012/12/20 ナガサキフミアキ 様
2012/12/27 北海道club 様
2013/1/8 湊源道 様
2013/1/11 増田徹 様
2013/1/12 喜び屋 荒木 様
 2013/1/12 喜び屋様 募金箱
 2013/1/14 てとてとマート 様
 2013/1/14 てとてとマート様 募金箱
 2013/1/16 ナガサキフミアキ 様
2013/1/21 おんたの実行委員会  様
2013/1/23 (有)ダンカス 様
2013/2/5 初谷修 様
2013/2/7 窪田寿美恵 様
2013/2/12 立命館慶祥高校吹奏楽部 様
2013/2/15 桑子美香 様
2013/2/18 ナガサキフミアキ 様
2013/2/19 湊源道 様
2013/2/28 インナーホイールクラブ 様
2013/2/28 北海道の楽しい100人募金箱
2013/3/9 林崎高明 様
2013/3/10 ようこそあったかい道募金箱箱
2013/3/11 北海道311これからフォーラム募金箱様
2013/3/11 荒谷直樹 様
2013/3/15 ナガサキフミアキ 様
2013/3/16 滝沢由美子 様
2013/3/21 桑子美香 様
2013/3/23 広域避難を考えるシンポジウム募金箱

平成23年度  平成24年度  平成25年度  平成26年度  平成27年度

平成23年度 支援金・寄付金のご報告

2011/04/26 あったかい道 様
2011/05/01 篠野 様
2011/05/01 (株)ルーツ・オブ・ジャパン 様
2011/05/10 みちのくあったかい道 様
2011/05/10 みちのくあったかい道 様 募金箱
2011/05/10 鳥勝 様
2011/05/11 蓬ほう 中谷 様
2011/05/11 長谷川瑞学 様
2011/05/20 福桜 様
2011/06/01 篠野 様
2011/06/07 匿名 鳥勝 お客様
2011/06/10 モノココ 様 募金箱
2011/06/11 藤村克宗 様
2011/06/14 (株)ルーツ・オブ・ジャパン 様
2011/06/20 お茶の間くるくる 土橋 様
2011/06/22 土田英順さんチャリティー
2011/07/11 藤崎 様
2011/07/11 大野 様
2011/08/07 みちのくあったかい道 様 繰越
2011/08/08 モノココ 様
2011/08/08 コクドウカレー 様
2011/09/30 モノココ 様
2011/09/30 三吉神社 様
2011/09/30 てとてとまーと 様
2011/10/14 立命館高校吹奏楽部 様
2011/10/14 立命館高校吹奏楽部父母の会 様
2011/10/31 蓬ほう 様
2011/11/08 浅沼 様
2011/11/14 ナガサキフミアキ 様
2011/11/14 (株)ルーツ・オブ・ジャパン 様
2011/12/20 ナガサキフミアキ 様
2011/12/28 あったかい道 様
2012/01/04 ヤナギヒロミ 様
2012/01/14 モリタチエ 様
2012/01/27 ナガサキフミアキ 様
2012/01/31 (財)ジャストギビングジャパン 様
2012/02/02 北海道冒険芸術出版 様
2012/02/06 モノココ 様
2012/02/06 事務所募金箱
2012/02/06 植木 様
2012/02/06 本間(講師料)
2012/02/16 ナガサキ フミアキ 様
2012/03/02 札幌地区トヨタ会 様
2012/03/09 北海道テレビ企画事業部 様
2012/03/09 北海道テレビ営業推進部 様
2012/03/13 ササキハルカズ 様
2012/03/14 こぶし座 様 募金
2012/03/14 こぶし座 様 チャリティー
2012/03/14 津島杯チャリティー 様
2012/03/14 当日募金
2012/03/15 イザワ 様
2012/03/19 市民ホールにて 匿名様
2012/3/23 てとてとマート 様
2012/03/26 ナガサキフミアキ 様
2012/03/26 北海道NPOファンド 様
2012/03/27 「アマチュアバンドコミュニティさっぽろ」「音楽工房プレイヤーズ・プレイス」 様
2012/03/28 サダサトミ 様
2012/03/29 (株)オオノファーム 様
2012/03/30 山鼻南小学校 様 チャリティー

平成23年度  平成24年度  平成25年度  平成26年度  平成27年度

北海道広域避難アシスト協議会の業務開始にあたって

今年度、みちのく会は、支援団体あったかい道とコンソーシアムを設立して、
5月1日より、北海道からの委託事業である「避難者支援事業(緊急雇用創出事業)」を
受託し『北海道広域避難アシスト協議会』の業務を 開始いたしました。

それに伴い、新たに下記の場所に事務所を設けましたのでお知らせいたします。

◆北海道広域避難アシスト協議会
住所 札幌市豊平区月寒西1条7丁目1-11
交通 地下鉄東豊線 月寒中央駅1番出口から 徒歩3分(アンパン道路)

北海道広域避難アシスト協議会 電話・ファックス 011-826-4098
みちのく会 月寒事務局  電話・ファックス 011-826-4092

これまでの市民活動プラザ星園のみちのく会事務所には不在になることが多くな りますので、
ご連絡の際は、上記の事務所にご連絡いただきますようお願いいたします。

いつでもお越しいただきくつろぐことのできるコミュニティースペースもござい ますので
是非、お気軽にお越しください。

避難者の自助団体が、北海道の避難者支援事業に関わることができるということは、
大変、意義のある、ありがたいことだと思っています。
改めて北海道の受け入れの柔軟で温かい対応に感謝申し上げます。

また、北海道の皆様に何か恩返しがしたいと考えていた私たちですが、
ありがとう北海道プロジェクト」として毎月11日に、ゴミひろいを行うことに しました。

これまでの皆様からの温かいご支援ご協力に感謝しながら、人と人とのつながり を大切にし
引き続き自立を目的とした会の活動を行っていきたい考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

「ありがとう北海道プロジェクト」

3.11から2年が過ぎ、私たち北海道避難者の会「みちのく会」も2年を迎えます。
この2年間、北海道のみなさんには、本当にたくさんのあたたかいご支援をいただきました。心よりお礼申し上げます。
私たち3000名にのぼる北海道避難者、1500名のみちのく会会員は、快く迎えて下さった北海道のみなさんに、何か恩返しをしたいと考えてきました。
しかし、避難者の状況は、本当に様々なのが現状です。就業し、起業し、道民として腰を据えられた人もいれば、いまだに被災地に夫を残した母子避難生活の人も多く、一律に何かお返しするのがとても難しい現状です。
そこで、このたび「ありがとう北海道プロジェクト」として、「毎月11日は、自分のまわりのゴミ拾いをする」ことにいたしました。
子どもが遊ばせてもらっている公園、通学路、家の前の道・・・。どこで行うのか、何時行うのかは各会員が決めます。多くの人が無理なくできる、ささやかな恩返しです。
私たちは3.11を忘れません。それは同時に、避難者を受け入れて、本気の支援をして下さった北海道のみなさんへの、感謝を忘れないことでもあります。「ありがとう、北海道」その想いを胸に、毎月11日のゴミ拾いを始めます。
本当にささやかではありますが、私たち北海道避難者の恩返しを、どうぞ見守ってやってください。
・毎月11日に、感謝の気持ちを込めてゴミ拾いをします
・場所と時間は自由。各会員がやりやすい場所、やりやすい時間に。
・拾ったゴミは各自の負担で処分します。(札幌市は「ボランティア袋」の使用が可能です。

チラシpdf: arigatou_pj

参加された方からのメッセージ、写真は、こちらのフェイスブックページに投稿いただくか

http://www.facebook.com/pages/%E3%81%BF%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%8F%E4%BC%9A/173284676069883

こちらのメールアドレスまでお願いします。
office@michinokukai.info

避難者向け周知チラシ

広域避難の現状と今後を考えるシンポジウム 記録 (2013年3月23日、市民活動プラザ星園)

広域避難の現状と今後を考えるシンポジウム 記録
2013年3月23日、市民活動プラザ星園

13時34分開会

司会・森田千恵
「今日の催しは札幌市のさぽーとほっと基金の支援事業。同基金は市民からの募金で活動しており、今回も遠方から避難者代表を招くことができた。基金の事業に選ばれるのには審査でプレゼンテーションを行わなければならない。私が担当し、初めての経験で緊張したが、審査員の皆さんが温かく応援してくれた。札幌市に引っ越してきて良かったと思う。避難者の手記集3000部も基金の応援でできた。きょう、全国から避難者が集まったことをとてもうれしく思っている」

本間紀伊子(みちのく会会長)「本日はお忙しい中、集まっていただき感謝します。皆さんは復興、復興と毎日聞くだろうが、何を思い浮かぶだろうか。地震や津波の被害を逃れて避難したのは全体の2ー3割で、その他は放射能被害を避けてということが多い。そうした現実が、避難者以外にはなかなか理解しにくい。今日は広域避難者の現実を聞いてもらい、一緒に考える場になればいいと思う」

湊源道(コーディネーター、北海道避難者アシスト協議会など代表)「広域避難を考える上で意義深く、重大なフォーラムを札幌市で開くことができた。今までは札幌市だけの範囲で考えていたが、これからは全国とつながっていきたい」

金谷光英(みちのく会旭川支部)「私は紋別市出身の道産子で震災当時は東京に勤務し、自宅は埼玉にあった。震災直後、家族を北海道に避難させたところで本間会長と会い、旭川で支部を立ち上げた。広域避難者は上川地方に230人おり、みちのく会には107人が所属している。今日は私たちはここにいるんだよ、と伝え、市民とつながっていきたい。なお、旭川では5月に向けてカフェ開設を準備している」

湊「みちのく会は札幌市だけでなく、空知、旭川にも展開している。全体で1400人の会員がおり、常に進化している組織だ」

本間「私は札幌市出身で2002年から宮城県で暮らし、震災で北海道に戻った。その時点で100人が避難していて『みんな、どうしてるんだろう』と思い、震災直後の4月9日に最初のイベントを開いた。涙、涙の場になり『また会いたい、後から来る人のためにも』と、みちのく会を結成した。6月ごろから母子避難が多くなった。彼女たちは『覚悟』をもって北海道に来た。会員のプロフィルとしては、『放射能への心配』『母子での避難』『福島在住者』がいずれも7割ずついる。こんな組織は全国でも珍しいと思う。年代別や自助活動に取り組み、支援団体とも連携している。毎週木曜日にお茶会を開き、物品配付などを行っている。2年たち、落ち着いただろうと言われるが、精神的に落ち込んでいたり、孤立している例も目立ってきた」

湊「ちょうど二年前のきょう、3月23日に職を探していた本間さんから履歴書が送られてきて、その中で『ネットワークが必要だね』と話していたのを思い出す」

古内杏奈(茨城・被災者ママの会代表)「私は南相馬市原町区の出身。3人の子どもを抱えながら8カ所の避難所生活を経て茨城県へやって来た。避難生活の中で『ママは離れ小島にいるようだ』と感じ、参加した人がそれぞれ元気になれるようにとお茶会を11回開いてきた。遠足に出かけたり、メークアップ企画をしている。自分の内面を知り活力を産むようにと考えている」

湊「実は、今日のメンバーはすでに福島で会っていて、各地域の差をよく話し合ってきた。その中で、北海道、札幌市は素晴らしいというが、まだまだ各地の良いところを取り入れる余地があると思った」

かん澤(かんざわ)沙織(福島避難星の会in関東事務局)「私は郡山市に住んでいて原発爆発で3月14日に離れ、東京に向かった。6月に母子の会ができ、7月から参加している。『自主避難と母子』がみんなの共通点だ。食事会や勉強会を続け、支援者の助力で品川に事務所を構えることができた。サロン活動や講演活動でアピールを続け、支援が広がり、福島以外でも交流している。東京には避難者が7500人おり減少気味だ。放射能に対する思いで周囲との温度差を感じ、さらに移動する例もある。メンバー100組の中でもそれぞれの思いがあり、ゆるいつながりを大事にしている」

湊「土地それぞれで思いに違いがあるということだろう」

中村美紀(山形避難者母の会代表)「震災までは地元の福島に原発があるとは意識していなかった。山形に避難し、2011年9月に声なき声を国や行政に届けようと会を結成し、。自主避難者への支援を訴えてきた。24年度は、避難者をサポートしようとアンケートを取った。県内への避難者は1万人で山形、米沢市に集中している。避難者は山形県の中ではその2市しか知らず、避難者が集中したため、借り上げ住宅も打ち切りになった。山形は福島と車で40分ほどの通勤圏で、避難者には「福島に帰りたい」という思いが強い。4月になると全体の4分の1から5分の1は帰りそうだ。母の会の会員は180人弱。事業所を開設し、子ども一時預かりや経験者によるピアノ教室、ダンス教室、リトミック教室、さらにママのためのお話会などを開いている。日中働くお母さんが多いので広報誌をつくり、交流の場にしている。スタッフ10人は福島からの避難者で夫の扶養控除の範囲内で働きたいとの希望で働き方を工夫している。働くおかあさんのため、よぞらの会という、飲み会もある」

湊「避難者対策ということでは国会議員にも積極的に働きかけている。東京、大阪と最も忙しい村上さんから話を聞きたい」

村上岳志(ふくしま新潟県内避難者の会会長)「福島で大学教員をしている。新潟には震災直後の3月12日に避難し、当事者団体の代表をしている。新潟県には5724人が避難している。4割が新潟市、2割が柏崎市に住んでいる。強制避難と自主避難が半々。前者は柏崎に多く、後者は新潟市に多い。このため、やるべき方策が全く違っている。新潟市では、常設交流ハウスを作り、2011年11月から運営、整備している。23畳の広間にお茶とお菓子を置く程度で20ー30人がいつも集まっている。延べ9000人が利用し、平均4時間滞在している。利用者が自主的に活動。400世帯1300人が参加。所属している安心感がいいようだ。雑誌を作ったり一時預かりもしている。会としては『何もしない』ことを重視している。見解が分かれる原発問題に会としては関与しないで多様な思いを共存している。安心して暮らせるよう支援に力を入れている」

湊「新潟のような機能的な場は札幌にも欲しいし、みちのく会にやらせてあげたい。知恵を出してほしい。札幌市の成澤さんから話を聞きたい」

成澤元宏(市民まちづくり局市民自治推進室市民活動促進担当課長)「市民活動を促進している。震災後、それぞれの部署で支援策を考えた。私たちは市民活動プラザなどで避難者団体用のブースを貸し、被災者支援ネットと緊急雇用対策事業にも取り組んだ。情報誌の発行や財政的支援も。寄付金を預かり、登録団体にそっくり渡している。これまで2200万円を助成し、今後も徐々に出して行く。ミュンヘン、ドイツ国民からも45万円の寄付を受けた」

湊「成立が急がれる子ども被災者支援法について来場している荒井聡衆院議員に説明してもらう」

荒井「政治が動かなければ行政は動かない。政治が動くのは、みなさんからの強い声が必要だ。今回の震災では適用すべき法律がなく、行政の対応が遅れた。賠償や除染で法律を作ってきた。しかし、除染が必要な8万戸のうち3000戸しか終わっていない。いい話としては近くガンマカメラが導入される。福島のキクチ製作所が作ったカメラで高濃度汚染の箇所が明示される。さらに、ウクライナ、ベラルーシとも防災協定を結んだ。チェルノブイリ事故を教訓にして、両国の法律を参考にしてできたのが、子ども被災者支援法だ。子どもたちや被災者の健康調査やケアする際の財政的支援を含んでいるが、最も大事な点は『被災者を差別しても差別されてもよくない』と法律に明記させたことだ。法案は昨年9月にでき、今年は実施計画まで進むところが政権交代で遅滞している。先週、内閣委員会で督促した。スピード感が大事なのに止まっている。まさに行政の怠慢だ。超党派で取り組みをしており来週から実現に向けてあらためて頑張る」

湊「震災から二年がたつが、自主避難者へのサポートが固まっていない。ここからは広域避難者への支援がなぜ必要なのかを話したい」

村上「避難者は全国に点在しているので、このような形で実情をアピールする意義は大きい。震災直後から被害については語られたが、避難にともなう日々の生活の困難や思いが発信できていない」

中村「避難者ゆえに困ることがある。たとえば医療費も大変だ。住民票が避難先にないため、いったん病院の窓口で治療費全額を払わなければならない。お金は戻ってくるが、それまでが大変だ。こうした点を徐々に解決してもらいたい。全国との結びつきでいうと、それぞれ困っていることが違う。たとえば東北地方で求めている高速料金の無料化は北海道では意味がないだろう。むしろフェリー代補助か無料化の方が望ましい。そういう声を集めることが必要だ」

かん澤「今後も避難生活は長引いていく。自分のことだけ、ではすまない」

古内「居住地によって放射能検査のやり方に差があり、身重の知人は上の子を連れて元の町に通っている。県域を超えて同じ検査を受けるような態勢がほしい。こうした声が伝わってほしい」

本間「ここまで私たちも悩みながら走ってきた。そして、当事者の情報交換が必要だと思った。実情を把握し、情報を共有することだ。いま私たちがカバーされているのは昭和22年にできた災害救助基本法。時代的に足りないところを発信していきたい」

金谷「みちのく会旭川支部に所属しているが、札幌とは同じ名前を冠した別団体、と言われる。旭川では会員は、北海道に移住・定住を意識している。しかし、きょう、広域避難者同士で話していて、悩みが共通していることが分かり、ホッとした。解決まで長期化する中、今後さらに情報を交換していきたい」

湊「参考になった他の地の取り組みは?」

中村「子供を抱えた母親は小回りがきかない。その意味で男性にも入ってきてほしい。札幌市のさぽーとほっと基金の仕組みは持ち帰りたい」

古内「2月に群馬の太田市に行った。あちらでは住民の間にボランティア精神が根付いていた。避難者に対しても適度な距離感を保ってくれている。お互いに暮らす上で大事なことだ」

村上「滋賀県では経済界が支えてくれている。北海道もそうだ。逆に、ほかの地域では、なぜそれができないか考えたい」

湊「その北海道だが、まだまだ支援は足りていない。避難者から『これをしてほしい』という情報発信が必要だ」

かん澤「東京も華々しくスタートしたものの、限られたメンバーの中でやるのは大変だった。そんな時、近所のお母さんグループが自主的に切り紙会を開いてくれて助けてくれた。鳥取県でも同様の例があったという」

村上「逆に、時間がたつ中で、既存の政治団体や宗教団体が自分たちの運動に避難者を取り込もうとする動きが出ている。当事者からするとトラブルの元になる。私たちはぶれることなく、あくまで避難者の生活支援が第一と考えたい」

湊「そうした点はみちのく会も気をつけている。中村さん、工夫はあるか」

中村「活動を『生活に関わること』に絞ることだ。考え方としては超党派で臨みたい」

湊「避難先がここで7カ所目という人もいた。これからまだまだ北海道に来るのだろうか」

中村「最近、山形から北海道に転勤した人がいる。山形では、福島に帰った人のネットワークづくりをしている。今も移住したいという人もいる」

むすびば・三上「去年、30団体で受け入れ全国協議会を作った。相談会活動を福島県いわき市、那須塩原市で開いた。母親同士や家族の中でも心の中を話せないなか、相談内容が複雑化している。相談の最後は必ず避難の話になる。一度相談した人をその後もフォローしていて、そうした人を多く抱えている。汚染地帯では、そこに住む市民グループを避難者の送り出し側になってもらった。受け入れ側、送り出し側、そして避難者自身、そうしたネットワークが相互につながるべきだ。確かに移動の自由は誰にもあるが、放射能を浴びない権利もあるはずだ。来週火曜日に復興大臣に対し支援パッケージについて話す。そこで今日の話も伝えたい」

湊「北海道民が受け入れを進化させ、新しいカタチを考えてさらに避難者を受け入れていきたい。最後にひとことずつお願いしたい」

金谷「カフェの店開きは5月になりそうだ。協力を」

本間「シンポジウムを無事に開催でき、感謝している。多くの市民が参加してくれ、風化に負けない気持ちを感じた。私たちをあたたかく受け入れてくれていること、ありがたいです」

古内「ひとりひとりがしっかり考えていきたい」

かん澤「来月、福島に戻る。東京で暮らしてちょっと疲れた面がある。帰ると言っても大喜びでは戻れない。福島から友人にあいさつもせず出てきた。そうしたことを反省する一方、多くの人から学ばせてもらった。避難者は全国で頑張っている。ありがとうございました」

中村「ヒナンシャ、ヒサイチ、フッコウという。私は被災者の復興が一番大事だと思う。設けている拠点の利用者がゼロになるのが目標だ」

成澤「行政機関や報道機関をしっかりつかまえて情報発信してほしい。共感を広げていってほしい」

湊「今日集まった方々代表として背負っている避難者は数万人と確かに大変な数だが、そんな大勢の人数でも、実際に活動しなければ存在しているかどうかさえ分からない。今日の話をネットで広めたり、家族で話して全国の避難者を支援していってほしい」

会場から質問(鈴木)「このように各地の団体が集まった。これをもって全国組織ができたと理解していいのか。だとすると、この機会にアピール文を出すなど存在をより強く訴えてもいいのではないか」

村上「アプローチはいろいろだ。緩やかに取り組みたい」

質問「故郷に帰っている人はどれぐらい出てきているのか」

村上「新潟では15ー20%と見ているが、みながもろ手をあげて帰るわけではない。今後、また大災害で避難者が出る。それを踏まえれば、言葉は適切でないかもしれないが、いま一種の社会実験が行われているともいえる。今回できた全国ネットには、9都道府県の11団体が参加した。今後もあたたかく見守っていってほしい」

森田「これでシンポジウムを閉会する。歴史的イベントにかかわれたことをうれしく思う」

16時00分閉会
(文中敬称略、文責・鈴木隆司)

広域避難の現状と今後を考えるシンポジウム

札幌市東日本大震災被災者支援活動基金事業
広域避難の現状と今後を考えるシンポジウム
それぞれの立場から考える今後の支援
(全国の広域避難者・移住者・市民・行政・支援団体・・垣根を越えて共に今後を考える)

~私たちは、ここにいるよ~

東日本大震災から、もう2年? まだ2年?
風化が進む中、何かをしたいけど何をしたらいいのか分からないという市民の方々へ
・・知ってください・一緒に考えてください・・

主催:みちのく会
(東日本大震災、福島第一原発事故により北海道へ避難している被災避難者による自助団体)

日程:2013年3月23日
13時開場 13時半開会~15時半閉会

場所:北海道札幌市南8条西2丁目 市民活動プラザ星園 2F・大会議室

地下鉄南北線「中島公園」駅下車 1番出口 徒歩6分
地下鉄東豊線「東豊すすきの」駅下車6番出口 徒歩7分

お問い合わせ:みちのく会 011-206-1522

広域避難当事者団体からの参加者
【山形】山形避難者母の会 代表 中村美紀
【新潟】ふくしま新潟県内避難者の会 会長 村上岳志
【東京・埼玉・神奈川】福島避難母子の会in関東 事務局 かん澤沙織
【茨城】被災者ママの会 代表 古内杏奈
【北海道】みちのく会 会長 本間 紀伊子
※旭川支部の金谷支部長も参加いたします。

託児:あります(同会場2F・活動室)
託児申込・・3月21日までに以下の内容をご連絡ください
メールにて office@michinokukai.info 宛
件名【シンポジウム託児】
1、お子さんのお名前
2、生年月日
3、アレルギー、その他配慮することががあればお知らせください。
4、保護者のお名前とご連絡先(会場にお越しの保護者の電話番号)
※0歳から小学生までOKです。
◆持ち物:飲み物・上履き(名前を付けて)

こちらでフライヤーをご覧ください。

このシンポジウムは、終了しました。当日の記録はこちらでご覧ください。
広域避難の現状と今後を考えるシンポジウム 記録

全国広域避難者当事者団体ネットワークから各政党宛ての公開質問状に対する回答、みちのく会から道内の立候補者宛ての公開質問状に対する回答 (随時、追加更新していきます)

全国広域避難者当事者団体ネットワークが、各政党本部宛てに提出致しました公開質問状に対してのご回答。
PDFダウンロード

みちのく会が、北海道1区~6区・10区の立候補者宛てに提出致しました公開質問状に対してのご回答。
PDFダウンロード

北海道選挙管理委員会より、避難されてきた方々に選挙に関する情報をより知っていただくためにこちらのページをご覧くださいとのことです。
各選挙区の候補者の氏名及び届け出政党の名称、選挙公報など。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hs/h24syugikoho.htm