みちのく会とは


みちのく会は北海道への被災避難者自身による被災避難者自助組織です

ベン図みちのく会は東日本大震災及び福島第一原発事故によって、北海道への避難を余儀なくされた、被災避難者による被災避難者のための自助組織です。 同じ被災避難当事者だからこそ理解できる心のケアや、被災避難者に寄り添ったきめの細かい支援活動を続けています。
具体的にはお茶会を通して被災避難者同士の交流の場を設けたり、避難先の生活に密着した情報の提供や、子ども達のお楽しみ情報の提供、北海道への避難を考えている方への情報の提供や、受け入れの準備などの活動をしています。
みちのく会は団体の性質上、現在の所、会費をいただいておりません。会員の皆様へは基本的に無料で支援を続けています。みちのく会は応援してくださる民間企業や各自治体からのご支援、ご尽力、そして多くのボランティアスタッフによって支えられています。

  1. 入会費、年会費は無料です。
  2. 家財道具の提供情報、求職情報、住宅情報、その他の生活にかかわる情報の提供を行っております。
  3. みちのく会事務所をコミュニティの場として会員に開放、各種親睦会、イベント、ワークショップの開催、参加  等による会員同士の交流を行っております。
  4. 内職プログラムによる一時就労も可能です。
  5. 行政や民間からの情報やサービスを事務所内に掲示、会報、WEBにて案内しております。
  6. 行政や民間企業からのさまざまな優待サービスを受けることができます。

みちのく会の仕組み

みちのく会の仕組み

2014年度までの振り返りと2015年度に向けて

■背景

みちのく会は、東日本大震災、福島第一原発事故により北海道へ避難している被災者たちの会です。会員同士の自助、地元市民とのコミュニティの発生、それぞれが願う自立を目指し、情報提供等、様々な取り組みを行っています。

【発足】
現会長の本間が、震災の影響で2011年3月26日に、宮城県より実家のある札幌市に転居。求職活動を通じて知り合った民間の経営者:湊源道氏の呼び掛けにより、避難者支援イベントの実行委員会に参加。行政、民間、市民ボランティアの協力を得て「ようこそあったかい道」という避難者の交流イベントを4月9日に行うことで約100人の避難者同士のつながりができたことをきっかけに、2011年4月23日第2回ようこそあったかい道にてよびかけ東日本大震災、福島第一原発事故により北海道へ避難している被災避難者自身による自立を目的とした自助団体「みちのく会」を設立。

【会員数】

・2011年4月 会員数36名

・2012年4月 会員数1002人

・2013年4月 会員数1324人

・2014年4月 会員数1670人

・2015年1月現在会員数1723人

【支部の発足】

・2011年:みちのく会札幌本部、旭川支部が発足

・2012年:空知支部、2013年に恵庭、胆振、函館支部が発足。
2014年に、タケダ・赤い羽根 広域避難者支援プログラムによる助成を受け、旭川・函館・洞爺にて、支部長ミーティングを行い、避難者にとってのみちのく会ということだけでなく社会全体にとってのみちのく会のブランディングなどについて論議する場を持つことが出来た。、

【北海道避難者の現状】

・2015年1月15日現在、行政が把握している北海道への避難者数は2571名。

ピーク時の約3200名に比べると少なくなっている。

・みちのく会に登録している北海道内の会員数は、現在も緩やかに増加しており現在約1723名。

・2015年1月15日現在、行政が把握している札幌市への避難者数は1483人

・みちのく会に登録している札幌本部の会員は、1470人(大人778人・高校生15人・中学生50人

小学生240人・幼児387人)

・2012年12月に新規受け入れの住宅の支援が打ち切られたことなどにより、その後は、自力で住宅

を借りるなど、行政への登録(ふるさとネット)をしない人が増えている。

・札幌以外の市町村への避難者は、縁故関係がある人が多く、札幌への避難者は、札幌に身寄りのない人が多い。この状況は、母子避難者が札幌に多いということなどをSNSなどで知って避難してきたり、仕事を考えてのことと聞いている。

その9割は、自主避難者で、現在のところ、まだ帰還できる時期ではないと考えている人が多いと感じるが、年度末に向けて毎年のように帰還する時期を悩んでいるという声も聞かれる。

・強制避難区域からの避難者は、帰還できない人ほど早く帰りたいと言う声を聞く。特徴として高齢者が多い。

・津波被害で避難している人たちは出身地別の会を行ったことで、やっと交流を持てるようになってきたが、いぜんとして311が近くなると気が重い、テレビや新聞を見ることができないという人もいる。

・母子避難に父親が合流して生活再建に向かい始めた世帯、長期の別居生活から生活困窮に陥っている世帯、離婚した世帯、多様化はますます進んでいる。

 

■ニーズ

このような現状の中、住宅支援の終了にも不安を持つ家庭が多いことを踏まえ、経済的な自立や社会と繋がっていくためのモチベーションを作っていくサポートが必要。

■次年度の活動のねらい

【社会の中での役割】
・以下の①~③の重なる部分を最も優先する支援と考え、重なりを模索するための論議を行う。

①会員(避難者)の視点から、必要と思われる支援

②市民、支援者、支援団体の視点から、必要と思われる支援

③社会全体の視点から、必要と思われる支援

優先順位を意識することで、北海道の避難者支援がスリム化、上質化することを目標とする。

※交流会・お茶会などは、ニーズの高いお茶会などに絞っていくなど。

【情報の受発信】

・認知されていない北海道避難者の現状をみちのく会を通して、あるいは、公式キャラクターのミッチィを通して広く発信する。また広報のフラット性と構成要素を強化し活性することで、発信する側、受け取る側が共に認識が深まることをねらいとする。

【自立へのきっかけづくり】

・2014年度より自主財源(寄付金・缶バッチ製作売上)による一時就労のプログラムを開始。

約30名が登録し、ローテーションにより、缶バッチ製作や事務作業などを行う。2015年度は、さらにボリュームを持たせ、みちのく会の自主事業としての収入と避難者の経済的な支援、社会との繋がりや避難先での居場所づくりなど、気持ちの上での自立へのきっかけづくりとなることをねらいとする。

以上、2015年2月22日 会長 本間紀伊子


会 則
 ※2014年12月更新

2013年度 決算書

2014年度 事業計画

2014年度 予算書